LSO定期講習会 (2015年第1回)2015年02月16日

日程:2015年2月14日(土)
会場:大田区池上会館(東京都大田区)
参加:15名

今年第1回目の定期講習会です。
2月はモータースポーツやツーリングなどのシーズンオフということもあって、一年で一番参加者が多くなります。
また、毎年この時期にはヤマハ発動機の二輪愛好家メンバーが参加され、今年も6名が練習に来られました。さらに今回は、現役時代にLSOの副理事長と運営委員長を担っていただいていた土屋一正氏が参加し、最初にご挨拶をお願いしました。
などなど、久しぶりに賑やかなメンバーでの定期講習となりました。

二輪関係のかたがほとんどだったので、訓練は単独転倒した傷病者の想定から始まり、気道管理、心肺蘇生、AED、止血、ショック管理の練習、さらに重大なけがや脊椎損傷が疑われる傷病者への注意点、体の扱い方、ヘルメットの扱い方を練習しました。
皆さまが熱心に取り組み、とても充実した訓練となりました。

次回は4月19日(日)を予定しています。
LSO定期講習会はどなたでもお申込みできますので、どうぞご参加ください。

写真1:心肺蘇生とAED
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:全身のけがの調査
写真2:けがの調査

写真3:ログロール法
写真3:ログロール法






JMRC中部 レスキュー講習会2015年02月16日

日時:2015年2月15日(日) 9:00〜17:00
会場:鈴鹿サーキット ピットビル2Fホスピタリティラウンジ(三重県鈴鹿市)
受講者:38名

毎年恒例のレスキュー講習です。

F1や大きなレースイベントの時にホスピタリティラウンジとして使用される部屋を使用して「贅沢な会場」で講習を行いました。ただ、グランドスタンド正面なので、防音設備とはいえレーシングカーが通ると魅力的なサウンドが聞こえてくるので、集中力維持が必要です。

参加者の多くは、ラリー、ダートラ、ジムカーナの主催やオフィシャル活動をしている方々です。
最初の事故現場は、パドックエリアで誰かが倒れているとの想定で、直近のオフィシャルが駆けつけ、安全確保や傷病者の観察を行い、救急車の必要性を判断する練習を行いました。
その後に救命処置が必要になった場合の体位管理や心肺蘇生、AED使用、そして止血とショック管理、全身のけがの調査を練習しました。

車両から救出が必要になった場合の基礎訓練として、ログロール法、ログリフト法に加え、救助者7名によるフラットリフト、さらにヘルメットの扱いの練習を行いました。

写真1:上腕止血点の圧迫
写真1:上腕止血点の圧迫

写真2:迅速なけがの調査
写真2:けがの調査

写真3:救助者7名によるリフト
写真3:フラットリフト法




このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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