SUPER GTシリーズ FROチームの救出訓練2017年08月07日

日程:2017年8月6日
会場:富士スピードウェイ

2017年モータースポーツシーズンも中盤となり、各大会においては実車での救出訓練が繰り返されています。

SUPER GTの大会では土曜日早朝の、ピットウォークの時間帯に実車救出訓練を実施していますので、サーキットにいらっしゃった際にはぜひご覧ください。

一方、実際の事故現場での救出はそれほど頻繁に行われるわけではありません。(頻繁では困りますよね)
そこで救出チームは実車訓練に加え、万一の際迅速かつ最大の効果を発揮できるよう、繰り返し基本動作の練習を行います。

写真でご紹介するのは、SUPER GTの全戦に帯同しているFRO(First Rescue Operation)のドクター&レスキューチームが、第5戦富士大会でメディカルセンターバックヤードを借り、レース待機の合間を使って行った救出訓練の様子です。FROチームはこのような訓練を頻繁に行っており、シーズン後半に備え、抜かりなく準備をしています。

写真1:乗車状態でのヘルメット&HANS離脱
写真1:ヘルメット離脱

写真2:リムーバブルシートにドライバーを固定
写真2:リムーバブルシートに固定

写真3:バックボードを使用して救出
写真3:バックボードで救出

写真4:ボード固定までの手順と寝かせ方を検討中です
写真4:寝かせ方を検討中です





SUPER GT 公式テスト 救出訓練2017年06月27日

日程:2017年6月17日〜18日
会場:スポーツランドSUGO

7月に行われるSUPER GT第4戦菅生大会を1ヶ月後にひかえ、公式テストが行われました。

本戦の大会中と違って、公式テスト時は充分な訓練時間がとれることから、サーキットのメディカル&レスキューチームにより積極的な訓練が繰り返されました。

今シーズンはGT500クラスのリムーバブルシートが改良され、救出用ベルトの位置が変更されました。また、高エネルギーのクラッシュがあった際に、車内で巻き上げ式ベルトによりリムーバブルシートを挙上させる方法が新たに採用されたため、それらの確認と訓練が行われました。

インターバルのピットウォークにおいては、2日間ともコントロールタワー前での救出デモンストレーションが行われ、来場したお客様にも公開されました。

公式テスト走行時のアクシデントにおいては、FROとサーキットのメディカル・レスキューチームがコース上に配置され、先着チームから消火、救出活動を開始しながら共同作業を行いました。

写真1:早朝の救出訓練
写真1:早朝の救出訓練

写真2:新型リムーバブルシートの確認
写真2:新型リムーバブルシートの確認

写真3:ピットウォーク時の公開デモンストレーション
写真3:救出デモンストレーション





SUPER GT 公式テスト 救出訓練2017年03月23日

日程:2017年3月18日〜19日
会場:岡山国際サーキット

SUPER GTもいよいよシーズンインとなり、公式テストが始まりました。

開幕第1戦岡山大会を前に、FROとサーキットのメディカル&レスキューチームにより、レスキューモノコックを使用した訓練を行いました。

500クラスにおいては、昨シーズンまで使用していたリムーバブルシートに改良が加えられ、ドライバー固定や、シート吊り上げの際のベルト位置が変更されました。
また救出時の吊り上げ方法も、ロールケージを利用しベルトを巻き取りながら吊り上げる方法が検討され、レスキューモノコックで確認を行いました。
さらに、電動で吊り上げる新しいディバイスも開発され、実用化に向けた確認を始めました。

写真1:改良されたリムーバブルシートの変更点を確認
写真1:リムーバブルシートベルト説明

写真2:ベルトを使用したリムーバブルシートの吊り上げ確認
リムーバブルシート吊り上げ







スポーツランドSUGO レスキュー講習会2017年03月07日

日程および参加者:
 3月5日(日) オフィシャル対象 23名
 3月6日(月) スタッフ対象 23名
会 場:スポーツランドSUGO ウィナーズサロン

今年もスポーツランドSUGO主催のLSO認定コースが実施されました。
日曜日はオフィシャル対象、月曜日はスタッフ対象で、合計46名が参加しました。

SUGOは国際レーシングコース、カートコース(西コース)、モトクロスコース、トライアルコースがあり、二輪、四輪とも多彩な種目を開催しており、二輪と四輪の双方でオフィシャル活動をしている人も多いため、いろいろな事故状況を想定した練習を行いました。

また今シーズンからAEDメーカーの支援による社会貢献プロジェクトとして、SUPER GT大会において55台のAEDが無償貸与されます。大会中は参加する各チームに加え、サーキット運営車両にも10台のAEDが設置され、既存のAEDに加えて活用される予定です。

参加者の皆さまが、スタッフの一員として緊急時の第一応答者としての役割を担えるよう、積極的に練習を行いました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生と除細動

写真2:上腕止血点の圧迫
写真2:上腕止血点の圧迫

写真3:迅速なけがの調査
写真3:けがの調査

写真4:救助者7名によるリフト
写真4:救助者7名によるリフト








訓練たくさんやりました!2016年11月14日

日程:2017年11月11日〜13日
SUPER GT第3戦&第8戦もてぎ大会

熊本大地震で延期になった第3戦と、最終戦となる第8戦が、ツインリンクもてぎで行われました。
今回は一日多い日程で、金曜日に公式練習、土曜日と日曜日にはそれぞれ第3戦、第8戦の予選、決勝が行われ、たいへん忙しいスケジュールとなりました。

以前からお伝えしているように、もてぎのレスキューチームはたいへん練習熱心で、3日間、とにかく時間があれば訓練、訓練。

今回も各日の朝晩、そしてピットウォークのインターバルなどを利用して訓練を繰り返しました。
土曜日の第3戦決勝レースでは、同時に2カ所でクラッシュによる救出活動がありましたが、実戦も訓練通り、粛々と救助活動と車両撤去、コースリカバリーが行われ、SCコントロールによりレースが再開されました。

SUPER GTのFROチームとの連携もたいへんスムーズに行われ、お蔭さまで今期のSUPER GTシリーズは最終戦を無事終えることができました。

写真1:実車救出訓練(SUPER GT)
SGT実車での救出訓練

写真2:実車救出訓練(FIA-F4)
写真2:F4での実車救出訓練

写真3:訓練用モノコックを使用した救出
写真3:訓練用モノコックでの救出









このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
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