岡山国際サーキット ファーストエイド・レスキュー講習会 ― 2024年01月15日
日程:2024年1月7日(日)
会場:岡山国際サーキット タワー2Fブリーフィングルーム
参加:19名
担当:山根尚也(LSOインストラクター/岡山国際サーキット)
伊東和雄(LSO事務局)
新年あけましておめでとうございます。
LSO認定講習は今年も岡山国際サーキットでスタートを切りました。
年明け早々にもかかわらず、熱心なオフィシャルの方々19名が集まりました。
また今回は新規参加の方々が半数程度だったため、経験者の方には新人とチームを組んでいただき復習とアドバイスを併行して行ってもらいました。
講習内容はLSO認定プログラムに沿って、現場の安全確保や緊急性の評価に続き、救命処置やけがの調査、そして首や背骨の損傷が疑われる傷病者の扱い方を練習。
最後に二輪のヘルメット・リムーバーやエマージェンシータブの扱い、四輪用ヘルメットのFHR(HANS)の扱い方を確認しました。
大会中はコース上だけでなくピットやパドック、あるいは観客によるけがや急病の際も、近くに居合わせたオフィシャルの方がいち早く対応を開始することで施設全体の安全性が高まります。
今年も皆さんのご尽力で安全第一を実践してください!
写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:止血法(ターニケットの使用)
写真3:ヘルメットの取り扱い(二輪)
住友ゴム工業株式会社様 救命・救急研修 ― 2024年01月15日
日程:2024年1月10日(水) 13:00〜16:00
会場:本社会議室(兵庫県神戸市)
担当:小平 博(LSOインストラクター/兵庫県丹波県民局丹波健康福祉事務所/救急医)
伊東和雄(LSO事務局)
参加:48名
LSOオフィシャルスポンサーの住友ゴム工業様では、毎年年始に安全講習を行っています。コロナの影響で2021、2022はリモート、そして昨年は久しぶりに対面講習が復活できましたが、今年は地元救急医の小平博先生が4年ぶりに対面講習への参加が可能となり、実技や質問へのアドバイスを行っていただきました。
研修は下記の3テーマで行いました。
1. 心肺蘇生とAED使用の実技練習
2. 応急手当にかかわる質疑応答
3. 四輪レース用ヘルメットFHRシステム(HANS)の確認
心肺蘇生とAED使用については、毎年復習している成果で皆さんのスキルや知識の記憶状況は良好でした。またCPR実施やAED使用にあたっての質問が多く上がり、緊急時に積極的に行動する意欲を強く感じました。
質疑応答では、救命処置に加え感染症対策や健康管理、さらにこどもが突然のけいれんを起こした際の対応など、日常生活で起こりうる緊急時への質問も多数寄せられました。
さらに四輪レースでドライバーが使用しているFHRシステムの現物を見ながら、機能や装着方法などを確認しました。
タイヤメーカーの方々は各カテゴリーの会場に頻繁に出張されるため、会社の日常業務だけでなく、モータースポーツ会場でけがや急病人が出た際にも応急手当の実施が期待されます。
今年もどうぞ安全に留意しながらご活躍ください!
写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:質疑応答の様子
写真3:四輪レース用FHRの確認
レスキュー・ファーストエイド講習会 スポーツランド生駒 特別コース ― 2024年01月22日
日時:2024年1月20日(土) 9:00〜17:00
会場:芸術会館美楽来(奈良県生駒市)
受講者:15名
スポーツランド生駒では前回2018年にLSO認定講習を行いましたが、その後のコロナ禍により5年ぶりの再開となりました。
今回の参加メンバーは半数以上が新規受講者で、スタッフやオフィシャルメンバーがベテランから新人まで順調に引き継がれている印象でした。
スポーツランド生駒はカートと二輪を主な対象とするサーキットですが、施設内で医療対応するような大規模サーキットではないため、施設内でけが人や急病人が発生した際にはコース内外を問わず、スタッフやオフィシャルの皆さんが第一応答者として協力して医師や救急隊に傷病者の命を引き継がなくてはなりません。
講習では現場の安全確保や傷病者の救命処置に加え、高エネルギー外傷の際の緊急度評価や、傷病者の扱い方、そして二輪用ヘルメットのリムーバーシステムなどを確認しました。
一日のスケジュール目一杯まで、皆さんが真剣に練習に取り組みました。
写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:ログ・ロール法
写真3:ヘルメットの取り扱い
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