JMRC関東主催 応急手当実務講習会2024年04月15日

日程:2024年4月14日(日)
会場:機械振興会館(東京都港区) 
受講者:29名
インストラクター:平野和久、中村由美子、渡辺直良、斎藤健一、須藤 彰(JMRC関東)、伊東和雄(LSO事務局)
JMRC関東事務局:工藤澄乃、関根基司

毎年恒例のJMRC関東主催講習が行われ、今年も参加者29名と盛況でした。
それに加え、JMRC関東に所属するLSO公認インストラクター5名が指導に加わり、とても丁寧な実技指導が展開されました。

今回は新規受講と復習参加の方々が概ね半々だったため、経験者と新規の方がパートナーとなって練習を行いました。
LSO講習は救命処置と外傷が主なテーマですが、参加者の活動環境に合わせて、モータースポーツによる外傷だけでなく日常生活を含めた緊急時を想定しながら練習を行いました。
また参加者からの質問も多く出され、全員が積極的に練習に取り組んでいました。

この講習はLSOが担当している講習の中でもインストラクターの参加が最も多く、安全意識の啓蒙が積極的に行われています。これからもJMRC事務局とインストラクター各位のご尽力で、安全向上に取り組んでいただきたいと思います。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用 
写真1:心肺蘇生とAED

写真2:止血法(大腿止血点の圧迫)
写真2:大腿止血点の圧迫

写真3:傷病者のリフト(救助者7名)
救助者7名によるリフト


LSO定期講習会 (2024年 第1回)2024年03月26日

日程:2024年3月23日(土)
会場:大田区池上会館(東京都大田区) 
受講者:13名
担当:伊東和雄(LSO事務局)、内田孝一、一桝晃伸(LSOインストラクター)

今回の参加者はカートコースのスタッフ、学生フォーミュラの主催者、レースでオフィシャル活動されている方、ラリー競技に参加されている方など様々でしたが、皆さんに共通するニーズは、事故の際どのように行動し、適切な救助活動を行えるかです。
実習はLSO認定プログラムに沿って現場の安全確保や救命処置など基本的な実技を行った後に、頭頸部損傷や胸部、腹部損傷の注意点を確認。そして脊椎損傷が疑われる傷病者への対応や四輪、二輪競技用ヘルメットの扱い方について学びました。

次回(2024年第2回)は7月前半で調整中です。
また今年も第3回は静岡県御殿場市内の会場で、9月1日(日)に実施予定です。

定期講習会にはどなたでもお申込みできますので、どうぞご参加ください。
開催予定、申込み方法など、詳しくはLSOオフィシャルサイトをご覧ください。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:止血法(ターニケットの使用)
写真2:止血法(ターニケット)

写真3:ログロールによる体位変換
写真3:ログロールによる体位変換




筑波サーキット ファーストエイド・レスキュー講習会2024年03月05日

日程1:2024年3月2日(土)25名 オフィシャル対象
日程2:2024年3月3日(日)14名 オフィシャル対象
日程3:2024年3月4日(月)31名 サーキット職員対象
会場:筑波サーキット サーキットホール
参加:計70名
担当:大嶋雅弘(LSOインストラクター/救急救命士)、伊東和雄(LSO事務局)
協力:筑波サーキット所属救急救命士(中路さん、中島さん、八木さん)

筑波サーキット主催講習は参加者が多いため、今年も3回の講習会を設定し、土日はオフィシャル中心、そして月曜日にはサーキット職員を対象としたLSO認定講習会を行いました。
実習にあたっては昨年に続き、筑波サーキットに所属する3名の救急救命士の方々が実技指導にご協力いただき、丁寧で充実した訓練を実施することが出来ました。

3日間ともLSO認定プログラムに沿った救命処置やけがの手当について学びました。
またオフィシャル対象の2日間では脊椎損傷が疑われる傷病者に対応する際の注意点に加え、二輪用ヘルメットのリムーバーシステム、四輪用ヘルメットのFHRシステムについても確認を行いました。
さらに職員を対象とした3日目の講習においては、コース上で転倒したライダーへの対応を想定し、二輪用フル装備で倒れている状態から、ログロール法でストレッチャーに収容する方法を確認しました。

近年筑波サーキットにおいては救急救命士の常駐により、現場の初期対応に加え消防機関や医療施設への連携がたいへんスムーズに行われるようになりました。そして職員はもとよりオフィシャルを含むすべての関係者が第一応答者になることで、さらに安心感が増している印象でした。

写真1:動画解説を確認
写真1:動画解説を見る

写真2:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:心肺蘇生とAEDの使用

写真3:止血法(上腕止血点の圧迫)
写真3:止血法(上腕止血点)

写真4:ログロールによりライダーを収容
写真4:ログロールで収容

スポーツランドSUGO ファーストエイド&レスキュー講習会2024年02月28日

日程および参加者:
 2月25日(日) オフィシャル対象 15名
 2月26日(月) スタッフ対象 11名
会 場:スポーツランドSUGO ウィナーズサロン
担 当:一條裕之、佐藤弘子(SUGO)、伊東和雄(LSO事務局)

毎年恒例のLSO認定講習会が2日間にわたって実施されました。
昨年LSOインストラクター資格を取得された一條さんと佐藤さんが2日間にわたってフルに参加し、指導に加わっていただきました。お二人にはとても丁寧な実技指導を行っていただき、より質の高い講習を行うことができました。
練習はLSO認定プログラムに沿って、現場と救助者の安全確保、傷病者の緊急度評価や救命処置、そしてけが人への対応を学び、最後に二輪競技、四輪競技各々で使用しているヘルメットの安全装置やその扱い方の確認を行いました。
参加者はコース内だけでなく施設内でいろいろな役割をもって活動しているため、施設に訪れるすべての人々の緊急時を想定しながら訓練を行いました。

さらにSUGOではシーズンが始まる前までに、今回参加できなかったスタッフを対象にLSOインストラクターの桑谷さん、一條さん、佐藤さんによって認定講習会を開催する予定です。施設のさらなる安全向上に貢献されることを期待しております。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:ログ・ロール法(うつ伏せからの対応)
写真2:ログロール(うつ伏せから)

写真3:ヘルメットの扱い方(二輪用のリムーバーシステム)
写真3:ヘルメットの取り扱い(二輪)

写真4:ヘルメットの扱い方(四輪用のFHR)
写真4:ヘルメット&FHRの取り扱い(四輪)



JMRC埼玉 ファーストエイド&レスキュー講習2024年02月19日

日程:2024年2月18日(日)
会場:国立女性教育会館(埼玉県比企郡嵐山町) 
受講者:25名
インストラクター:渡辺直良(JMRC埼玉)、伊東和雄(LSO事務局)

毎年開催されているJMRC埼玉主催講習ですが、今年は25名の参加者がシーズンインに備えて練習に取り組みました。
講習はLSO認定プログラムに沿って、現場の安全確保や感染防止、さらに傷病者に対する緊急時の評価、心肺蘇生とAEDの使用、止血とショック管理などの救命処置訓練を行い、その後に脊椎損傷が疑われる傷病者への初期対応について学びました。
参加したクラブ員の方々がヘルメット、HANSなどの装備に加え、バックボードやスクープストレッチャーなど、現場の救助活動で使用している資器材を持参し、それらの用具がどのような目的で、どのように使われるかを確認しました。
質問も多く出され、積極的な救助活動への参加意欲が強く感じられました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:全身のけがの調査
写真2:全身のけがの調査

写真3:救助者7名によるリフト
写真3:救助者7名によるリフト

写真4:ヘルメット&FHRの扱い方
写真4:ヘルメット&FHRの取り扱い


JMRC中部 レスキュー講習会2024年02月13日

日時:2024年2月11日(日) 9:00〜17:00
会場:鈴鹿サーキット ピットビル2Fホスピタリティラウンジ(三重県鈴鹿市) 
参加:18名
担当:渡邉和雄、小出正則、山田浩二(LSOインストラクター)、伊東和雄(LSO事務局)

JMRC中部主催によるLSO認定講習会は、鈴鹿サーキットにおいて毎年開催、さらに北陸地区では隔年で開催しています。
毎年講習開催にご尽力いただいているJMRC中部事務局の小出さんと山田さんが、昨年LSOインストラクター養成コースに参加し、LSO公認インストラクター資格を取得されました。
ついて今年の講習はインストラクター4名による指導態勢を築き、丁寧な実技指導を行うことが出来ました。

この講習の参加者はレース、ラリー、ダートトライアル、ジムカーナなど各競技にわたっており、競技の種類によって車両や救助環境の違いはありますが、あらゆる状況で優先される生命の緊急時の判断と救命処置、さらにモータースポーツに共通する高エネルギー外傷への対応の注意点などを、実技を交えて学びました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAED

写真2:上腕止血点の圧迫
写真2:上腕止血点の圧迫

写真3:迅速なけがの調査
写真3:迅速なけがの調査


岡山国際サーキット ファーストエイド・レスキュー講習会2024年01月15日

日程:2024年1月7日(日)
会場:岡山国際サーキット タワー2Fブリーフィングルーム
参加:19名
担当:山根尚也(LSOインストラクター/岡山国際サーキット)
         伊東和雄(LSO事務局)

新年あけましておめでとうございます。
LSO認定講習は今年も岡山国際サーキットでスタートを切りました。

年明け早々にもかかわらず、熱心なオフィシャルの方々19名が集まりました。
また今回は新規参加の方々が半数程度だったため、経験者の方には新人とチームを組んでいただき復習とアドバイスを併行して行ってもらいました。
講習内容はLSO認定プログラムに沿って、現場の安全確保や緊急性の評価に続き、救命処置やけがの調査、そして首や背骨の損傷が疑われる傷病者の扱い方を練習。
最後に二輪のヘルメット・リムーバーやエマージェンシータブの扱い、四輪用ヘルメットのFHR(HANS)の扱い方を確認しました。
大会中はコース上だけでなくピットやパドック、あるいは観客によるけがや急病の際も、近くに居合わせたオフィシャルの方がいち早く対応を開始することで施設全体の安全性が高まります。
今年も皆さんのご尽力で安全第一を実践してください!

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:止血法(ターニケットの使用)
写真2:止血法(ターニケット)

写真3:ヘルメットの取り扱い(二輪)
写真3:ヘルメットの取り扱い



ヤマハ発動機様 認定講習会2023年10月23日

2023年10月20日(金)9:00〜17:00 参加9名
2023年10月21日(土)9:00〜17:00 参加13名
会場:ヤマハ袋井テストコース

ヤマハ発動機様では従来からテストコースでの講習を毎年実施していましたが、コロナ禍により対面講習の中断を余儀なくされ、2020年、2021年はリモート講習になりました。そして昨年は3年ぶりに対面講習を再開しましたが、感染対策のため対人接触を一切行わない方法で実施しました。
引き続き感染対策は重要ですが、やはりコース利用者の安全確保のために実技訓練は欠かせません。そこで今年は全員がマスク、グローブを着用し、さらに消毒を行いながら、対人訓練を再開しました。
実習ではLSO認定プログラムに沿った救命スキルに加え、ログロール、ログリフト、救助者7名によるリフト、バックボードの使用、ヘルメットの扱いなど、高エネルギー外傷の現場を念頭においた訓練を行いました。
ベテランメンバーが初参加の新人達にアドバイスをしながら練習したり、実例や質問も多く出され、充実した訓練が展開されました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:上腕止血点の圧迫
写真2:上腕止血点の圧迫

写真3:ログ・ロール法
写真3:ログロール

写真4:救助者7名によるリフト(バックボードへの収容)
写真4:救助者7名によるリフト



このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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