インストラクター アップデートセミナー2019 ― 2019年02月18日
日程 2019年2月17日(日)
会場 荏原第五地域センター第一会議室(東京都品川区)
参加 73名
会場 荏原第五地域センター第一会議室(東京都品川区)
参加 73名
LSOが採用している認定プログラム(LSFA)のインストラクターを対象としたアップデートセミナーが開催され、LSOインストラクター9名が参加しました。
今年のセミナー概要は以下の通りです。
1. 最新情報アップデート
2. 聴覚障害者への認定講習実施報告
3. CPR訓練のデータ取りとタブレットへのリンク
4. 止血帯/ターニケットについて
2. 聴覚障害者への認定講習実施報告
3. CPR訓練のデータ取りとタブレットへのリンク
4. 止血帯/ターニケットについて
1.最新情報のアップデートは、人口動態統計(2017年確定数)や、国際ガイドラインの動向、さらに日本や海外での応急手当指導の動向などについて確認しました。
人口動態統計では、少子高齢化の傾向がデータでも顕著に現れています。また10代、20代、30代ともに死因のトップが自殺であることが印象的でした。
人口動態統計では、少子高齢化の傾向がデータでも顕著に現れています。また10代、20代、30代ともに死因のトップが自殺であることが印象的でした。
2.スポーツトレーナーへの教育を行っている加古インストラクターから、聴覚障害の方へのCPR認定講習実施について報告いただきました。スマホのアプリを活用したり、通訳の方を介したコミュニケーションをとるなど、様々な工夫をして認定基準を満たした経緯を紹介いただき、その後に参加者との意見交換や実施経験を出し合い、充実したセッションとなりました。
3.CPR練習用人形がスマホやタブレットのアプリとリンクし、圧迫や吹込みのデータを視覚的に確認できるモデルが出され、従来より手軽にスキルチェックができるようになりました。
今回は成人用と小児用それぞれのモデルを用意し、インストラクター同士で使用してみました。講習時のデータ取りには利点、欠点があるため、認定講習への運用はこれからですが、インストラクターの自習に活用できるとの評価が多く出されました。
今回は成人用と小児用それぞれのモデルを用意し、インストラクター同士で使用してみました。講習時のデータ取りには利点、欠点があるため、認定講習への運用はこれからですが、インストラクターの自習に活用できるとの評価が多く出されました。
4.近年世界的には戦争やテロに多くの一般市民が巻き込まれる出来事が多く報じられています。そして日本でも2020年の東京オリンピック開催を控え、不特定多数の集団を狙ったテロへの備えとして、専用の止血帯=ターニケットが一般市民にも紹介されるようになってきました。今回はターニケット輸入代理店のご協力を得て、皆でターニケットを使用してみました。そして今後の講習でどのように扱うか意見交換を行いました。
このセミナーはLSFAインストラクター資格者のみが対象なので、残念ながら一般の方は参加できませんが、ぜひ皆さまもLSFAプログラムの講習に参加し、最新情報とスキルを習得してください。お待ちしております!
写真1:73名のインストラクターが参加しました
写真2:聴覚障害の方への講習報告と意見交換
写真3:CPRデータをタブレットorスマホにリンク
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