インストラクター アップデートセミナー2020 ― 2020年02月12日
日程 2020年2月11日(火/祝)
会場 大田区池上会館 視聴覚室(東京都大田区)
参加 76名
会場 大田区池上会館 視聴覚室(東京都大田区)
参加 76名
LSOが採用している認定プログラム(LSFA)のインストラクターを対象としたアップデートセミナー2020が開催され、LSOインストラクター16名が参加しました。
今年のセミナー概要は以下の通りです。
1. 統計データアップデート
人口動態統計、熱中症死亡数、乳児死亡とSIDS
2. CoSTRおよびJRC蘇生ガイドラインアップデート
3. 2019セミナーのテーマを振り返る(Q-CPR、ターニケット)
4. 乳児の気道確保とスニッフィングポジション
5. 小学生用訓練キット(Dock-kun)の紹介
6. 赤十字の活動と救急法プログラム(招待講師:高桑大介氏)
人口動態統計、熱中症死亡数、乳児死亡とSIDS
2. CoSTRおよびJRC蘇生ガイドラインアップデート
3. 2019セミナーのテーマを振り返る(Q-CPR、ターニケット)
4. 乳児の気道確保とスニッフィングポジション
5. 小学生用訓練キット(Dock-kun)の紹介
6. 赤十字の活動と救急法プログラム(招待講師:高桑大介氏)
上記のように課題が盛り沢山でしたが、参加したインストラクター全員が精力的に情報をアップデートし、意見交換を行いました。
1.統計データアップデートでは、人口動態統計(2018年確定数)の確認、さらに日本の平均気温と熱中症死亡数の変化をデータで確認し、意見交換を行いました。
2.CoSTR(救命処置に関わる国際コンセンサス)と、2020年末に予定されているJRCガイドライン(国内向け)の動向について、最新情報をアップデートしました。
3.昨年の同セミナーでテーマとなった、Q-CPR(心肺蘇生のデータ取り)やターニケット(専用の止血帯)について、講習での使用状況や今後の方向性について情報交換を行いました。
4.最近販売されている乳児の蘇生訓練用人形において人工呼吸が入りにくくなっているという指摘があったことから、乳児の気道確保のメカニズムを再検討し、人形の使用方法について話し合いました。
5.小学生の蘇生教育用に、水を押し出すイメージを体感できるキット(Dock-kun)が発売され、これを使用してみました。
6.日本赤十字社東京都支部 事業部長の高桑大介氏を講師に招き、赤十字の成り立ちや活動、そして救急法教育の位置づけについてお話いただきました。参加者からの質問も多く、私たちのLSFAプログラムが社会の中でどのような役割を持つかを再確認することができました。
このセミナーはLSFAインストラクター資格者のみが対象なので、残念ながら一般の方は参加できませんが、ぜひ皆さまもLSFAプログラムの講習に参加し、インストラクターから最新情報とスキルを習得してください。お待ちしております!
写真1:総勢76名、うち16名のLSOインストラクターが参加しました

写真2:小学生用訓練キット(Dock-kun)の紹介

写真3:日本赤十字社 高桑大介氏の講演(多くの質問に答えていただきました)

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