岡山国際サーキット ファーストエイド・レスキュー講習会2025年01月10日

日程:2025年1月5日(日)
会場:岡山国際サーキット タワー2Fブリーフィングルーム
参加:15名
担当:山根尚也(LSOインストラクター/岡山国際サーキット)
         伊東和雄(LSO事務局)

新年あけましておめでとうございます。
LSO認定講習は今年も岡山国際サーキットでスタートを切りました。
今年は年末年始の休暇期間が長かったため開催日がお正月休みの最終日になりましたが、15名の有志がサーキットに集まって救命処置の練習を行いました。
また参加者の3分の1が新規参加だったため、経験者の方には新人とチームを組んでいただき復習とアドバイスを併行して行ってもらいました。

講習内容はLSO認定プログラムに沿って、現場の安全確保や緊急性の評価に続き、救命処置や止血法、けがの調査と注意点を確認しました。
後半にはLSOが新しく開発した救出訓練用プログラムの動画解説を見てから、ログロールやバックボードの使用、ヘルメットの標準的な離脱手順、さらに四輪ドライバーにおけるFHRの扱い方などを確認しました。
LSOの救出訓練用動画は好評で、細部の注意点まで分かりやすく練習しやすかったとの評価をいただきました。このプログラムは今シーズン開始前には公開できる予定です。
岡山国際サーキットの皆さん、公開前の試用にご協力いただきありがとうございました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:止血法(ターニケットの使用)
写真2:止血法(ターニケットの使用)

写真3:バックボードへの収容
写真3:バックボードへの収容

写真4:ヘルメットとFHRの確認
ヘルメット&FHRの確認



住友ゴム工業株式会社様 救命・救急研修2025年01月10日

日程:2025年1月8日(水) 13:00〜16:00
会場:本社会議室(兵庫県神戸市)
担当:伊東和雄(LSO事務局)
参加:36名

毎年恒例で実施している住友ゴム工業様の救命・救急研修が開催されました。
冒頭にたいへん辛いお話になりますが、毎年講師を担当いただいている小平博先生(救急医/LSOインストラクター)が年初に逝去され、ご本人も楽しみにされていた研修へのご参加がかないませんでした。研修のはじめに参加者一同でご冥福をお祈りし、今までのご尽力に感謝を申し上げました。

研修は下記2つのテーマで行いました。
1. 心肺蘇生とAED使用の実技練習
2. きずの手当て(実習:包帯の巻き方)

心肺蘇生とAEDは毎年必ず復習しており、その成果もあって皆さんの記憶状態は良好でした。また今回は練習後にオートショックAEDを紹介し、シミュレーションを行いました。
きずの手当てにおいては先ず、きずの種類や感染防止の注意点を確認しました。
巻き方の実習では、らぜん巻き、麦穂帯、亀甲帯の各々を練習し、最後に手の甲から前腕、肘までを連続で巻く練習を行いました。1時間半程度の練習でしたが、最後にはきれいで快適な巻き方が出来るようになりました。
モータースポーツ会場だけでなく日常生活においても、いつどこでけがや急病人に遭遇しないとはかぎりません。今年もどうぞ安全に留意しながらご活躍ください!

写真1:解説動画を視聴
写真1:動画解説を視聴

写真2:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:心肺蘇生とAEDの使用

写真3:包帯の巻き方練習
写真3:包帯の巻き方




このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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