JMRC中部 レスキュー講習会 ― 2019年02月12日
日時:2019年2月10日(日) 9:00〜17:00
会場:鈴鹿サーキット ピットビル2Fホスピタリティラウンジ(三重県鈴鹿市)
参加:34名
会場:鈴鹿サーキット ピットビル2Fホスピタリティラウンジ(三重県鈴鹿市)
参加:34名
毎年恒例で実施されているJMRC中部主催講習が、鈴鹿サーキットで行われました。
今回もラリー、ダートラ、ジムカーナの主催者や競技参加者が参加の多くをしめました。
また半数以上が復習参加の方々だったため、自身の復習をしながら新規受講者の訓練に協力してすすめました。
今回もラリー、ダートラ、ジムカーナの主催者や競技参加者が参加の多くをしめました。
また半数以上が復習参加の方々だったため、自身の復習をしながら新規受講者の訓練に協力してすすめました。
講習はLSO認定プログラムに沿って現場の安全確保や心肺蘇生、AEDに、止血とショック管理、けがの調査の実習を行いました。
止血法では、今後訓練に取り入れることを検討しているターニケット(止血専用に作られた止血帯)を紹介。さらに頭部、脊椎、胸部、腹部の損傷における注意点を確認した後に、ログロール、ログリフトやヘルメットの扱い方を練習しました。
止血法では、今後訓練に取り入れることを検討しているターニケット(止血専用に作られた止血帯)を紹介。さらに頭部、脊椎、胸部、腹部の損傷における注意点を確認した後に、ログロール、ログリフトやヘルメットの扱い方を練習しました。
施設や人員の整ったサーキットとちがい、山間や特設会場で行われる競技では、万一のけがや急病の際に救急隊に引き継ぐまで、自分たちでケアしなければなりません。
シーズンを前に、毎年恒例でこのような訓練の機会を設けることは、たいへん意義深いと感じました。
シーズンを前に、毎年恒例でこのような訓練の機会を設けることは、たいへん意義深いと感じました。
写真1:止血帯(ターニケット)の紹介

写真2:全身のけがの調査

写真3:ログロール法 (うつ伏せから仰向きへ)

写真4:ヘルメットの扱い方

インストラクター アップデートセミナー2019 ― 2019年02月18日
日程 2019年2月17日(日)
会場 荏原第五地域センター第一会議室(東京都品川区)
参加 73名
会場 荏原第五地域センター第一会議室(東京都品川区)
参加 73名
LSOが採用している認定プログラム(LSFA)のインストラクターを対象としたアップデートセミナーが開催され、LSOインストラクター9名が参加しました。
今年のセミナー概要は以下の通りです。
1. 最新情報アップデート
2. 聴覚障害者への認定講習実施報告
3. CPR訓練のデータ取りとタブレットへのリンク
4. 止血帯/ターニケットについて
2. 聴覚障害者への認定講習実施報告
3. CPR訓練のデータ取りとタブレットへのリンク
4. 止血帯/ターニケットについて
1.最新情報のアップデートは、人口動態統計(2017年確定数)や、国際ガイドラインの動向、さらに日本や海外での応急手当指導の動向などについて確認しました。
人口動態統計では、少子高齢化の傾向がデータでも顕著に現れています。また10代、20代、30代ともに死因のトップが自殺であることが印象的でした。
人口動態統計では、少子高齢化の傾向がデータでも顕著に現れています。また10代、20代、30代ともに死因のトップが自殺であることが印象的でした。
2.スポーツトレーナーへの教育を行っている加古インストラクターから、聴覚障害の方へのCPR認定講習実施について報告いただきました。スマホのアプリを活用したり、通訳の方を介したコミュニケーションをとるなど、様々な工夫をして認定基準を満たした経緯を紹介いただき、その後に参加者との意見交換や実施経験を出し合い、充実したセッションとなりました。
3.CPR練習用人形がスマホやタブレットのアプリとリンクし、圧迫や吹込みのデータを視覚的に確認できるモデルが出され、従来より手軽にスキルチェックができるようになりました。
今回は成人用と小児用それぞれのモデルを用意し、インストラクター同士で使用してみました。講習時のデータ取りには利点、欠点があるため、認定講習への運用はこれからですが、インストラクターの自習に活用できるとの評価が多く出されました。
今回は成人用と小児用それぞれのモデルを用意し、インストラクター同士で使用してみました。講習時のデータ取りには利点、欠点があるため、認定講習への運用はこれからですが、インストラクターの自習に活用できるとの評価が多く出されました。
4.近年世界的には戦争やテロに多くの一般市民が巻き込まれる出来事が多く報じられています。そして日本でも2020年の東京オリンピック開催を控え、不特定多数の集団を狙ったテロへの備えとして、専用の止血帯=ターニケットが一般市民にも紹介されるようになってきました。今回はターニケット輸入代理店のご協力を得て、皆でターニケットを使用してみました。そして今後の講習でどのように扱うか意見交換を行いました。
このセミナーはLSFAインストラクター資格者のみが対象なので、残念ながら一般の方は参加できませんが、ぜひ皆さまもLSFAプログラムの講習に参加し、最新情報とスキルを習得してください。お待ちしております!
写真1:73名のインストラクターが参加しました

写真2:聴覚障害の方への講習報告と意見交換

写真3:CPRデータをタブレットorスマホにリンク

JMRC関東主催 応急手当実務講習会 ― 2019年02月25日
日程:2019年2月24日(日)
会場:機械振興会館(東京都)
受講者:37名
インストラクター:平野和久、斉藤健一、渡辺直良、中村由美子(JMRC関東)、伊東和雄(LSO事務局)
JMRC関東事務局:工藤澄乃
会場:機械振興会館(東京都)
受講者:37名
インストラクター:平野和久、斉藤健一、渡辺直良、中村由美子(JMRC関東)、伊東和雄(LSO事務局)
JMRC関東事務局:工藤澄乃
恒例のJMRC関東主催 応急手当実務講習会が開催されました。
今年は新規参加の方が多く、関係する競技種目もレース、ラリー、ダートトライアル、ジムカーナ、カートなど多岐にわたっていました。
実習はパドックで倒れた傷病者を救護する想定から初め、救急車を頼む際の傷病者評価について検討しました。
そして心肺蘇生、AED、止血などの救命処置に続き、けがの調査、脊椎損傷が疑われるけが人の扱い方を練習しました。ヘルメットの扱いは、車外で倒れた場合と乗車状態の場合それぞれで、基本動作を確認しました。
今年は新規参加の方が多く、関係する競技種目もレース、ラリー、ダートトライアル、ジムカーナ、カートなど多岐にわたっていました。
実習はパドックで倒れた傷病者を救護する想定から初め、救急車を頼む際の傷病者評価について検討しました。
そして心肺蘇生、AED、止血などの救命処置に続き、けがの調査、脊椎損傷が疑われるけが人の扱い方を練習しました。ヘルメットの扱いは、車外で倒れた場合と乗車状態の場合それぞれで、基本動作を確認しました。
例年より参加人数が多かったですが、JMRC関東に所属する4名のLSO公認インストラクターが丁寧なコーチングを行うことにより、今回もスムーズな講習運営を行うことができました。
皆さまのご尽力に感謝いたします。
皆さまのご尽力に感謝いたします。
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:全身のけがの調査

写真3:救助者7名によるリフト

写真4:ヘルメットの扱い方(乗車状態)

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