スポーツランドSUGO レスキュー講習会 ― 2018年03月07日
日程および参加者:
3月4日(日) オフィシャル対象 19名
3月5日(月) スタッフ対象 22名
会 場:スポーツランドSUGO ウィナーズサロン
3月4日(日) オフィシャル対象 19名
3月5日(月) スタッフ対象 22名
会 場:スポーツランドSUGO ウィナーズサロン
3月に入りシーズンインの準備が慌ただしくなって来る中、今年もSUGO恒例のレスキュー講習会が行われました。
日曜日はオフィシャル対象、月曜日はスタッフ対象で、合計41名が参加しました。
日曜日の冒頭に参加者から、この一年間の日常生活における救助活動のご報告を2件いただきました。
一件はオートバイの転倒事故で、救急隊に引き継ぐまでの応急手当と救急車収容までの協力をされました。
もう一件は路上で倒れていた意識不明者を回復体位で呼吸管理し、救急隊に引き継いだというものです。
サーキット内での救助活動はもちろんですが、日常生活においても講習で得たスキルが活かされていることで、講習もさらに熱が入りました。
月曜日はサーキットのスタッフ22名が集まりました。コース上やパドック、観客席のどこにいても、施設のスタッフとしてしっかりとお客様を守ることができるよう、訓練を繰り返しました。
またコースの改良工事も着々と行われ、ハード、ソフト共にシーズンインを迎える準備が進められています。
日曜日はオフィシャル対象、月曜日はスタッフ対象で、合計41名が参加しました。
日曜日の冒頭に参加者から、この一年間の日常生活における救助活動のご報告を2件いただきました。
一件はオートバイの転倒事故で、救急隊に引き継ぐまでの応急手当と救急車収容までの協力をされました。
もう一件は路上で倒れていた意識不明者を回復体位で呼吸管理し、救急隊に引き継いだというものです。
サーキット内での救助活動はもちろんですが、日常生活においても講習で得たスキルが活かされていることで、講習もさらに熱が入りました。
月曜日はサーキットのスタッフ22名が集まりました。コース上やパドック、観客席のどこにいても、施設のスタッフとしてしっかりとお客様を守ることができるよう、訓練を繰り返しました。
またコースの改良工事も着々と行われ、ハード、ソフト共にシーズンインを迎える準備が進められています。
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:保温とショック体位

写真3:全身のけがの調査

JMRC埼玉 ファーストエイド&レスキュー講習 ― 2018年03月12日
日程:2018年3月11日(日)
会場:狭山市立勤労福祉センター(埼玉県)
受講者:11名
インストラクター:渡辺直良(JMRC埼玉)、伊東和雄(LSO事務局)
会場:狭山市立勤労福祉センター(埼玉県)
受講者:11名
インストラクター:渡辺直良(JMRC埼玉)、伊東和雄(LSO事務局)
JMRC埼玉では、毎年独自にLSO認定講習会を企画しており、今年も県内の研修施設を利用して実施されました。
今年は11名のうち6名が初参加ということで、復習参加者とペアを組んでもらい協力しながら実習を進めました。
また当講習は参加者の多くがラリー競技に関わっていることも特徴です。
コース上でトラブルが発生した際に、応援や救助が来るまでの安全管理や応急手当を想定しながら練習を行いました。
最も優勢すべきは呼吸管理、そして保温の重要性も強調しました。また救出時の注意点やヘルメットの扱いについても、実技を交えながら確認を行いました。
今年は11名のうち6名が初参加ということで、復習参加者とペアを組んでもらい協力しながら実習を進めました。
また当講習は参加者の多くがラリー競技に関わっていることも特徴です。
コース上でトラブルが発生した際に、応援や救助が来るまでの安全管理や応急手当を想定しながら練習を行いました。
最も優勢すべきは呼吸管理、そして保温の重要性も強調しました。また救出時の注意点やヘルメットの扱いについても、実技を交えながら確認を行いました。
さて、LSOが安全運営を支援しているSUPER GTでは、いよいよ来週から岡山公式テスト、そして富士公式テストに続き第1戦岡山大会が始まります。そして3月31日からは鈴鹿サーキットでS耐開幕戦となります。
今年も安全でエキサイティングなシーズンを期待しています!
写真1:埼玉県内の施設を借りて毎年実施しています

写真2:心肺蘇生とAEDの使用

写真3:保温とショック体位

レスキュー・ファーストエイド講習会 近畿スポーツランド 特別コース ― 2018年03月22日
日時:2018年3月21日(祝) 9:00〜17:00
会場:近畿スポーツランド
受講者:13名
会場:近畿スポーツランド
受講者:13名
京都府にある二輪専用コース、近畿スポーツランドから要請をいただき、LSO認定コースを実施しました。
当日は日本中が大荒れの天気で、関東地方は大雪に見舞われましたが、近畿地方も雨と強風の一日でした。
そのような中で、サーキット代表者をはじめ主要なオフィシャルメンバーが集まり、終日真剣に練習に取り組んでいただきました。
そのような中で、サーキット代表者をはじめ主要なオフィシャルメンバーが集まり、終日真剣に練習に取り組んでいただきました。
当サーキットは山道を5キロほど上がった先にあるため、救急隊に引き継いだり医療機関へ搬送するまでの行程が課題でしたが、近年当サーキットがドクターヘリのピックアップポイントに選ばれ、サーキット利用者はもちろん、周辺地域の緊急時にも貢献できるようになりました。
講習はLSO認定プログラムの救命スキルに加え、頭部損傷や脳震盪の注意点、脊椎損傷疑い、ヘルメットの扱いなど、コースでの二輪事故を想定した基礎訓練を行いました。
当サーキットも、間もなくシーズン開始です。
皆さまのご活躍により、安全でエキサイティングなシーズンを迎えてください!
皆さまのご活躍により、安全でエキサイティングなシーズンを迎えてください!
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:全身のけがの調査

写真3:ログ・ロールによる体位変換(うつ伏せから仰向き)

SUPER GT 公式テスト 救出訓練 ― 2018年03月26日
2018年3月17日、18日 岡山国際サーキット
2018年3月24日、25日 富士スピードウェイ
2018年3月24日、25日 富士スピードウェイ
開幕直前の公式テストで、救出・医療チームによる救出訓練を実施しました。
シーズンオフでしばらく間隔が開いたため、2日間とも、お昼のインターバルを利用し練習を繰り返しました。
訓練は専用に作られた通称レスキューモノコックという実寸モデルを使用して行っています。
シーズンオフでしばらく間隔が開いたため、2日間とも、お昼のインターバルを利用し練習を繰り返しました。
訓練は専用に作られた通称レスキューモノコックという実寸モデルを使用して行っています。
SUPER GTの救出方法は、クラス(500か300)や車両によって違いはありますが、大まかな分類は以下の3通りです。
RED-Ⅰ(緊急救出Ⅰ) 火災や後続の危険がせまっており、迅速に車外へ脱出させる
RED-Ⅱ(緊急救出Ⅱ) ルーフを開口し、ヘルメットとHANSを離脱し頸椎カラーによる運動制限を行った上でバックボードを使用し救出する
YELLOW(通常救出) 500クラスに適用。意識や呼吸が安定しており、脊椎保護を優先しリムーバブルシートで救出する方法
RED-Ⅰ(緊急救出Ⅰ) 火災や後続の危険がせまっており、迅速に車外へ脱出させる
RED-Ⅱ(緊急救出Ⅱ) ルーフを開口し、ヘルメットとHANSを離脱し頸椎カラーによる運動制限を行った上でバックボードを使用し救出する
YELLOW(通常救出) 500クラスに適用。意識や呼吸が安定しており、脊椎保護を優先しリムーバブルシートで救出する方法
上記の救出方法を管制のメディカルデリゲートおよび現場のドクターが判断し、レスキューチームとともに救出を行います。
万一ドライバーの負傷が疑われた際に、最善の救出が実施できるよう、地道な訓練が繰り返されています。
写真1:リムーバブルシート吊り上げ用ベルトの 説明(岡山)

写真2:リムーバブルシートによる救出(岡山)

写真3:緊急救出Ⅱの訓練(富士)

写真4:リムーバブルシートによる救出(富士)

SUPER GTシリーズ AED講習会 ― 2018年03月26日
日程:2018年3月23日(金)
会場:富士スピードウェイ ブリーフィングルーム
参加者:55名
会場:富士スピードウェイ ブリーフィングルーム
参加者:55名
SUPER GTシリーズにおいては、今年もAED適正配置プロジェクト(株式会社トランスミッション、フクダ電子、フィリップス)からAEDを無償貸与いただくことになり、運用方法の説明会とAED講習会が行われました。
講習会は開幕前の公式テスト前日に行われ、各チームのマネージャーを含む関係者55名が集まりました。
講習会は開幕前の公式テスト前日に行われ、各チームのマネージャーを含む関係者55名が集まりました。
今年はピット設置用に15台が貸与され、概ね3ピットに1台を配置します。
講習会では、適正配置プロジェクトから4名のボランティア講師に協力いただき、近くでAEDが必要とわかった際の協力方法や、応援が来るまでの心肺蘇生手順、そして実際に使用するAEDの使い方について説明を受けました。
講習会では、適正配置プロジェクトから4名のボランティア講師に協力いただき、近くでAEDが必要とわかった際の協力方法や、応援が来るまでの心肺蘇生手順、そして実際に使用するAEDの使い方について説明を受けました。
さらにサーキット施設においても、常設のAEDに加え5台が貸与され、観客や関係者の近くに配置されることになります。
コース上はもちろん、大会中に会場内でいつ誰が緊急事態になっても、近くにいる人々が最大限の救命処置を提供しながら医療チームに引き継げるよう、サーキット、主催者、そしてチームが協力して準備をすすめています。
写真1:心肺蘇生とAEDの使用手順をビデオで紹介

写真2:実際に使用するAEDの操作方法を説明

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