LSO定期講習会 (2018年第1回)2018年02月08日

日程:2018年2月3日(土)
会場:大田区池上会館(東京都大田区)
参加:10名

本年第1回の定期講習会を実施しました。
今回は例年参加されているヤマハ発動機テストライダーの方々に加え、毎年参加されている方、ネット検索で興味をもち参加された方々などのメンバーで行いました。

初参加の方と復習参加の方がいっしょにチームを組んで練習に取り組み、効率の良い実習を行うことができました。
今回は認定プログラムに含まれる救命処置やけがの対応に加え、脳卒中発見テストなど、日常起こりうる突然の急病についても紹介しました。

次回は4月21日(土)を予定しています。
LSO定期講習会は今年も隔月で開催予定です。
どなたでもお申込みできますので、どうぞご参加ください。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:保温とショック体位
写真2:保温とショック体位

写真3:救助者7名によるリフト
写真3:救助者7名によるリフト





インストラクター アップデートセミナー20182018年02月08日

日程 2018年2月4日(日)
会場 大田区池上会館 第二会議室(東京都)
参加 65名

LSOが採用している認定プログラム(LSFA)のインストラクターを対象とした、アップデートセミナーが開催され、LSOインストラクター12名が参加しました。

今年のセミナー概要は以下の通りです。
1. 講演「師をおもい」  プレゼンター:吉田一心先生
2. 傷病者発生時の手順と訓練 プレゼンター:ジェイアール東日本スポーツ 山田美保子さん
3. 最新ガイドラインに沿ったCPRスキル実習

最初に講演された吉田一心先生は、LSFAプログラム初版著者です。
吉田先生は昨年、我が国の救急法創生期に小森栄一先生の指導を仰ぎ今日に至るまでの過程を紹介した「師をおもい」という著書を出されました。

今回の講演では著書を踏まえた生々しいお話を直接聞くことが出来ました。
また当時行っていた用手人工呼吸や、閉胸式心マッサージ(胸骨圧迫)が出来た背景、そして訓練方法に苦労された様子なども聞かせてもらいました。
吉田先生は最後にインストラクター各位に対し、事故防止の重要性、手当てを実行することの大切さ、そして日々勉強することの3点を強調されました。

2番目のプレゼンテーションは、ジェイアール東日本スポーツの山田インストラクターから、同社が運営するスポーツクラブ「ジェクサー」における傷病者発生時の手順や訓練内容を紹介してもらいました。同スポーツクラブでは昨年、一昨年に、利用者の突然の心肺停止が起こりましたが、訓練に裏付けられた手順と行動により蘇生が成功しています。
山田インストラクターのお話を聞いて、これら蘇生の成功例は単に幸運な出来事ではなく、充分な備えがあってこそ実現したものと、強く感じました。

3番目のテーマは、インストラクターとしてのデモンストレーションスキルのブラッシュアップです。
冒頭に吉田先生から、用手人工呼吸のデモンストレーションを見せていただきました。さらにテニスボールによる自習方法の紹介も興味深かったです。
その後に、最新ガイドラインのデモ・ビデオを検討し、人形を使用してスキルの確認を行いました。

以上とても盛り沢山のセミナーでした。
このセミナーはLSFAインストラクター資格者のみが対象なので、残念ながら一般の方は参加できませんが、ぜひ皆さまもLSFAプログラムの講習に参加し、最新情報とスキルを習得してください。お待ちしております!

写真1:吉田一心先生の講演の様子
写真1:吉田一心先生の講演

写真2:山田インストラクターのプレゼンテーション
写真2:山田インストラクターの報告

写真3:用手人工呼吸のデモンストレーション
写真3:用手人工呼吸のデモ






JMRC中部 レスキュー講習会2018年02月13日

日時:2018年2月11日(日) 9:00〜17:00
会場:鈴鹿サーキット ピットビル2Fホスピタリティラウンジ(三重県鈴鹿市)
受講者:31名

JMRC中部主催のレスキュー講習会は、毎年2月に鈴鹿サーキットにて行っています。
今年はサーキット関係者の講習会を別日程で行うことにしたため、ラリー、ダートトライアル、ジムカーナ関係の方々の参加が多くをしめました。
施設や人員の整ったサーキットとちがい、山間や特設会場で行われる競技では、万一のけがや急病の際に救急隊に引き継ぐまで、自分たちでケアしなければなりません。

講習では、現場の安全確保に続き、緊急性の評価や生命の優先順位に基づく救命処置の訓練、そしてけがの調査、頭部や脊椎損傷が疑われる傷病者への対応方法を、実技を行いながら習得しました。

JMRC中部では大会の救急委員を担う方々に、こうした救命処置の訓練を義務付けていることから、毎年あるいは隔年で繰り返し復習参加される方も増えています。
今回も経験者と新人が協力し合って練習を繰り返しました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:保温とショック体位のとり方
写真2:保温とショック体位

写真3:ヘルメットの扱い方
写真3:ヘルメットの扱い




レスキュー・ファーストエイド講習会 スポーツランド生駒 特別コース2018年02月13日

日時:2018年2月12日(祝) 9:00〜17:00
会場:生駒ふるさとミュージアム 多目的ルーム
受講者:18名

大阪府四條畷市にあるスポーツランド生駒からの依頼を受け、LSO認定コースを実施しました。
当施設はカートおよび二輪の公認コースとなっています。

当日は西日本が大寒波に見舞われた影響で、深夜に降った雪で交通網が大混乱となりましたが、参加者は概ね予定通り集合でき、終日熱心に練習を行いました。

施設内で医療対応できるような大規模サーキットと違い、カートや二輪専用コースでは、コース内をはじめ、すべての施設使用者のけがや急病に際し、近くに居合わせたスタッフやマーシャルが協力し合って救助活動をしなければなりません。
今回参加された方々は、レース開催時にはいろいろな役割を持ちますが、緊急時には誰でもが救助活動の一員になれるよう、真剣に練習に取り組んでいました。

安全でエキサイティングな、良いシーズンが迎えられることを願っています!

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:大腿止血点の圧迫
写真2:大腿止血点の圧迫

写真3:ログ・ロール法
写真3:ログ・ロール法





JMRC関東主催 応急手当実務講習会2018年02月27日

日程:2018年2月25日(日)
会場:機械振興会館(東京都)
受講者:28名
インストラクター:渡辺直良、中村由美子、平野和久(JMRC関東)、伊東和雄(LSO事務局)
JMRC関東事務局:工藤澄乃

毎年恒例となった応急手当実務講習会が開催され、LSO認定コースを実施しました。
半数を超える繰り返し参加の方々が、新規受講者に協力しながら練習を進めました。
またインストラクターが多く活躍しているのもJMRC関東の特長の一つです。今回も3名のLSO認定インストラクターにより積極的に指導を行っていただきました。

今回は認定取得の基本スキルとなる救命処置に加え、ショックが疑われるけが人の保温や体位管理、毛布を利用した応用担架の実習を行いました。
さらにクラッシュや転倒などで脊椎損傷が疑われる傷病者への注意点や体位変換、ヘルメットの扱い方などを実習で行いました。

JMRC関東事務局、インストラクター、そして参加メンバー各位が協力し、充実した一日になりました。
皆さまお疲れさまでした!

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:全身のけがの調査
写真2:全身のけがの調査

写真3:ログロールによる体位変換(うつ伏せから仰向き)
写真3:ログロール法





このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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