筑波サーキット ファーストエイド・レスキュー講習会2024年03月05日

日程1:2024年3月2日(土)25名 オフィシャル対象
日程2:2024年3月3日(日)14名 オフィシャル対象
日程3:2024年3月4日(月)31名 サーキット職員対象
会場:筑波サーキット サーキットホール
参加:計70名
担当:大嶋雅弘(LSOインストラクター/救急救命士)、伊東和雄(LSO事務局)
協力:筑波サーキット所属救急救命士(中路さん、中島さん、八木さん)

筑波サーキット主催講習は参加者が多いため、今年も3回の講習会を設定し、土日はオフィシャル中心、そして月曜日にはサーキット職員を対象としたLSO認定講習会を行いました。
実習にあたっては昨年に続き、筑波サーキットに所属する3名の救急救命士の方々が実技指導にご協力いただき、丁寧で充実した訓練を実施することが出来ました。

3日間ともLSO認定プログラムに沿った救命処置やけがの手当について学びました。
またオフィシャル対象の2日間では脊椎損傷が疑われる傷病者に対応する際の注意点に加え、二輪用ヘルメットのリムーバーシステム、四輪用ヘルメットのFHRシステムについても確認を行いました。
さらに職員を対象とした3日目の講習においては、コース上で転倒したライダーへの対応を想定し、二輪用フル装備で倒れている状態から、ログロール法でストレッチャーに収容する方法を確認しました。

近年筑波サーキットにおいては救急救命士の常駐により、現場の初期対応に加え消防機関や医療施設への連携がたいへんスムーズに行われるようになりました。そして職員はもとよりオフィシャルを含むすべての関係者が第一応答者になることで、さらに安心感が増している印象でした。

写真1:動画解説を確認
写真1:動画解説を見る

写真2:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:心肺蘇生とAEDの使用

写真3:止血法(上腕止血点の圧迫)
写真3:止血法(上腕止血点)

写真4:ログロールによりライダーを収容
写真4:ログロールで収容

LSO定期講習会 (2024年 第1回)2024年03月26日

日程:2024年3月23日(土)
会場:大田区池上会館(東京都大田区) 
受講者:13名
担当:伊東和雄(LSO事務局)、内田孝一、一桝晃伸(LSOインストラクター)

今回の参加者はカートコースのスタッフ、学生フォーミュラの主催者、レースでオフィシャル活動されている方、ラリー競技に参加されている方など様々でしたが、皆さんに共通するニーズは、事故の際どのように行動し、適切な救助活動を行えるかです。
実習はLSO認定プログラムに沿って現場の安全確保や救命処置など基本的な実技を行った後に、頭頸部損傷や胸部、腹部損傷の注意点を確認。そして脊椎損傷が疑われる傷病者への対応や四輪、二輪競技用ヘルメットの扱い方について学びました。

次回(2024年第2回)は7月前半で調整中です。
また今年も第3回は静岡県御殿場市内の会場で、9月1日(日)に実施予定です。

定期講習会にはどなたでもお申込みできますので、どうぞご参加ください。
開催予定、申込み方法など、詳しくはLSOオフィシャルサイトをご覧ください。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:止血法(ターニケットの使用)
写真2:止血法(ターニケット)

写真3:ログロールによる体位変換
写真3:ログロールによる体位変換




このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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