LSO定期講習会 (2019年第3回)2019年06月10日

日程:2019年6月8日(土)
会場:大田区池上会館(東京都大田区)
参加:5名

2019年第3回LSO定期講習会を行いました。
今回はモータースポーツに関わる現場で仕事をしている人たちが主な参加メンバーでした。
競技コース内で直接救助活動を行う役割ではありませんが、会場内でのけが人や急病人が発生した場合に第一応答者としての役割が担えるよう練習しました。
また移動中の交通事故における救助活動を想定した意見交換も行いました。

実習はLSO認定プログラムに沿った救命処置に加え、脳卒中や熱中症など急病の早期発見と対処についてテキストを参照しながら確認しました。

梅雨に入り、しばらくはうっとうしい天候が続きそうですが、暑い夏が間近にせまっています。
夏場の活動にあたっては、こまめな水分補給と涼しいところでの休息により熱中症の予防に心がけてください。

次回は9月29日(日)を予定しています。
どなたでもお申込みできますので、どうぞご参加ください。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
心肺蘇生とAEDの使用

写真2:前腕の直接圧迫止血
写真2:上腕の直接圧迫止血

写真3:けがを調べる
写真3:けがを調べる




鈴鹿サーキット ファーストエイド&レスキュー講習会2019年06月18日

日時:2019年6月16日(日) 9:00〜17:00
会場:鈴鹿サーキット ピットビル2Fブリーフィングルーム(三重県鈴鹿市)
参加:13名
インストラクター:山下正憲、鈴木幹太(鈴鹿サーキット)、渡邉和雄、伊東和雄(LSO事務局)

昨年から、大きな大会が一息つく6月の梅雨の時期に当講習会を実施しています。
今回はコースやファイヤーマーシャルとして頻繁に活動されている方々と、サーキットの新人職員メンバーが主な参加メンバーでした。
会場はピットビルにあるブリーフィングルームを使用しました。ここはコースの走行音が遮断され、広さや資器材も十分に整った快適な学習環境でした。さらに参加した新人メンバーの先輩にあたる山下さんと鈴木さん(いずれもLSO公認インストラクター)が指導に加わり、少ない人数比で丁寧な実技指導が行われました。

講習はLSO認定プログラムに沿って、事故現場の安全確保や生命に関わる徴候の観察、心肺蘇生とAEDの使用や止血とショック管理などの救命処置、さらに生命に関わる可能性があるけがの注意点を確認しました。最後に脊椎損傷が疑われるけが人の扱い方、ヘルメットの扱い方を練習しました。
基本的な知識やスキルを学びながら、実際に事故が起こった際の適切な対応についての質問や意見交換が活発に行われ、たいへん積極的な講習となりました。

これからシーズン中盤を迎え暑熱下での活動となりますが、万一の事故や急病人対応の第一応答者として貢献いただくことを期待します。

写真1: ブリーフィングルームを使用。広さも設備も万全です
写真1:講習会場はブリーフィングルーム

写真2:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:心肺蘇生とAEDの使用

写真3:ログ・ロール法
写真3:ログ・ロール法




このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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