JMRC栃木ラリー部会主催 応急手当実務講習会 ― 2025年07月07日
日程:2025年7月6日(日)
会場:栃木県自動車会館(栃木県宇都宮市) 
受講者:18名
インストラクター:伊東和雄(LSO事務局)、渡辺直良(LSOインストラクター/JMRC埼玉)
JMRC栃木ラリー部会では一年おきにLSO認定講習会を開催しており、今年は18名の方々が参加されました。復習参加の方々に数名の新規参加者が加わり、知識やスキルをアップデートしながら質問も多く寄せられ、積極的に練習に取り組みました。
会場は今年もJAF栃木支部の後援を得て、十分な広さと衛生的な学習環境で行うことができました。
実習はLSO認定プログラムに沿って救命処置とけが人への対応訓練を行い、後半にはLSOが開発した救出訓練プログラムの中からサーキットで行われている救出訓練の動画を参照した上で、ラリーカーからの救出時や、ヘルメットをどのように扱うかを議論しながら練習を行いました。
この日は各地で熱中症アラートが出されるような暑熱環境でしたが、モータースポーツ活動の安全のために、快適な環境下で熱い講習が行われました。
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:止血法(ターニケットの使用)

写真3:ログロール法(うつ伏せから)

写真4:ヘルメットの取扱い(ラリー用ジェット型ヘルメット)

鈴鹿サーキット ファーストエイド&レスキュー講習会 ― 2025年07月22日
日時:2025年7月20日(日) 9:00〜17:00
会場:鈴鹿サーキット ピットビル2Fブリーフィングルーム(三重県鈴鹿市) 
参加:28名
インストラクター:山下正憲、安藤義隆、増田涼介(鈴鹿サーキット)、渡邉和雄(LSO)、伊東和雄(LSO事務局)
鈴鹿サーキット主催のLSO認定講習会は毎年開催されており、今年はオフィシャルの方々が20名、サーキット従業員の方々が8名、合計28名の参加がありました。
梅雨のない北海道を除き全国すべての地域で梅雨明け宣言が出され、当日は全国的に猛暑となりましたが、講習会場のブリーフィングルームは過ごしやすい室温で、コースの走行音による影響もなく、快適な環境で講習を行うことができました。
講習ではサーキットを利用している方のけがや急病を想定し、現場からの救助要請や手当てを学びました。各トピックで質問が多く、参加者の熱心さが伝わる講習でした。
実技練習にあたっては、鈴鹿サーキットに所属するLSOインストラクターの山下さん、安藤さん、増田さん、そしてLSO事務局から派遣の渡邉インストラクターにより、各チームに丁寧な指導が行われました。
鈴鹿サーキットでは2週間後に8時間耐久ロードレースが行われます。また夏休みになり多くの家族連れやこども達が訪れます。今年も暑い夏が予想されますが、サーキットを訪れるすべての方々のけがや急病に備え、応急手当の第一応答者として貢献いただけることと思います。
写真1:動画を見てから実技練習を行う

写真2:心肺蘇生とAEDの使用

写真3:うつ伏せからのログロール

写真4:FHR(HANS)の扱い方

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