JMRC栃木ラリー部会主催 応急手当実務講習会2019年07月08日

日程:2019年7月7日(日)
会場:栃木県自動車会館(栃木県宇都宮市)
受講者:21名
インストラクター:伊東和雄(LSO事務局)、渡辺直良(LSOインストラクター/JMRC埼玉)

JMRC栃木ラリー部会では、一昨年から隔年でLSO認定講習会を開催しており、今回が2回目になります。会場はJAF栃木支部の後援を得て、十分な広さと環境を確保していただきました。
参加者21名のうち16名が更新参加で、ご自身が復習しながら新規参加メンバーにアドバイスを行いました。

実習はラリー会場を想定しながら、LSO認定プログラムに沿って救命処置とけが人への対応訓練を行いました。
ラリー競技は僻地で行われることが多いため、医療体制や救急隊への連携が重要になります。そこで各々のテーマに沿って、緊急度の評価と対応の優先順位を確認しながらすすめました。

さらに事故車両から救出する際の注意点やヘルメット&HANSの扱い方について、競技車両やドライバー装備の状況に応じた対応方法の確認と意見交換を行いました。

内容は盛り沢山でしたが、参加者全員がたいへん熱心に取り組み、安全意識の高さを感じた一日でした。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:止血法(ターニケットの使用)
写真2:止血法(ターニケット)

写真3:ログ・ロール法
写真3:ログ・ロール法

写真4:救助者7名によるリフト
写真4:救助者7名によるリフト




ファーストエイド認定講習会 トヨタ自動車株式会社様特別コース2019年07月30日

日時:2019年7月29日(月) 9:10〜17:00
主催:トヨタ自動車株式会社 GR統括部
会場:トヨタ自動車名古屋オフィス(愛知県名古屋市)
参加:12名

オフィシャルスポンサーとしてLSO安全活動にご協力いただいているトヨタ自動車でLSO認定講習会が開催されました。
参加者の皆さんはレース、ラリーをはじめ色々なイベントに出向く機会が多く、モータースポーツに関わる一員として、会場内でけがや急病人に遭遇した際に適切な対応と応急手当ができることを目標に練習しました。

実習は、イベント会場で倒れた人がいるとの想定で、現場の安全確認や感染防止など傷病者への接触から始まり、生命徴候の観察、意識不明時の呼吸管理、心肺蘇生、AED使用、止血とショック管理、けがの調査まで、認定プログラムのすべてを行いました。
さらに、脊椎損傷が疑われる傷病者の注意点や扱い方を練習しました。またヘルメットの離脱は首への負担がかかるため、できる限り医師や救急隊に任せたほうが良いことを実感しました。
最後に生命に関わる急病として、脳卒中の早期発見方法、熱中症の予防と手当てを確認しました。

さて西日本から関東にかけて梅雨があけ、各地で熱中症厳重警戒が出されています。
私たちの体は、発汗量や塩分放出などの理由で暑さになじむのに何日かかかります。
これからしばらくは、こまめな水分補給や定期的に涼しいところで休息するなど、ご自身の熱中症予防にも十分お気をつけください。

写真1: 広々として快適な講習会場の様子
写真1:講習会場

写真2:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:心肺蘇生とAEDの使用

写真3:救助者7名によるリフト
写真3:救助者7名によるリフト

写真4:ヘルメットの扱い
写真4:ヘルメットの取り扱い


このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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