ヤマハ発動機様 認定講習会2024年10月21日

日程:2024年10月18日(金)9:00〜17:00
会場:ヤマハコミュニティプラザ会議室(静岡県磐田市) 
参加:6名

日程:2024年10月19日(土)9:00〜17:00
会場:ヤマハ袋井テストコース
参加:16名
担当:川口文子(LSOインストラクター/ヤマハ発動機所属)、伊東和雄(LSO事務局)

毎年実施しているヤマハ発動機テストコースの講習においては、昨年から感染対策を行いながら対面講習を再開しています。また今年からは心肺蘇生における人工呼吸練習も任意で再開しました。
今年は18日に本社実験グループ、19日にテストコースグループ対象の講習を行いました。
実習ではLSOのCPR&AED認定プログラムに沿って心肺蘇生や止血など救命スキルの基礎訓練を行った後に、走行中のクラッシュや転倒により脊椎のけがが疑われる傷病者へ注意点を確認しながら、ログ・ロール法やヘルメット取り扱い法などの実技練習を行いました。
ベテランメンバーで復習参加の方が多かったですが、基本動作を復習しながら新しい知見やスキルの習得に取り組みました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:ログ・ロール法(うつ伏せから)
写真2:ログロール

写真3:ライダーの収容(ログ・ロール)
写真3:ライダーの救助

写真4:ヘルメットの取り扱い(リムーバー使用)
写真4:ヘルメットの取り扱い



GRガレージコンサルタント特別コース2024年08月05日

日時:2024年8月2日 9:00〜17:00
主催:トヨタ自動車株式会社 GAZOO Racing Company
会場:ミッドランドスクエア会議室(愛知県名古屋市) 
参加:20名
担当:額田信明(LSOインストラクター)、伊東和雄(LSO事務局)

LSOオフィシャルスポンサーとしてご協力いただいているトヨタ自動車が展開する「GRガレージコンサルタント」を対象としたLSO認定講習会が実施され、猛暑の中、各地のGRガレージから20名の有志の方々が集まりました。
GRガレージでは日常の接客や整備業務に加えて試乗会やイベントなどを行う機会が多いため、お客様のけがや急病などの際に自信をもって病院や救急隊に引き継ぎたいということから、参加者の皆さんが積極的に練習に取り組みました。

講習では、イベント中にお客様が倒れたという想定で訓練を開始し、現場の安全確保や緊急時の評価、心肺蘇生やAED、止血とショック管理などの救命処置、そしてけがの調査と体の扱い方を練習。さらに脳卒中の早期発見や熱中症予防など急病の初期対応を確認しました。

このところの猛暑に加え、新型コロナ感染症が再拡大している状況です。
皆さまも、こまめな水分補給や室内のエアコン使用などの熱中症予防に加え、定期的な換気や人が多い場所でのマスク着用、手洗いなど感染対策にも十分お気をつけください。


写真1:講習会場の様子
写真1:研修会場

写真2:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:心肺蘇生とAEDの使用

写真3:全身のけがの調査
写真3:全身のけがの調査

写真4:レース用ヘルメットとFHRを紹介
写真4:レース用ヘルメットとFHR


LSOインストラクター養成コース(ITC)2024年07月26日

日程:2024年7月22日〜25日(4日間)
会場:モビリティリゾートもてぎ タワー2階メディアセンター
参加:5名

今年のLSOインストラクター養成コースは、栃木県のモビリティリゾートもてぎで実施しました。
参加者5名のうち2名はもてぎ所属、3名はLSOオフィシャルスポンサーおよびJMRC関東から参加されました。
現在モビリティリゾートもてぎには4名のLSOインストラクターが在籍しており、定期的にLSO認定講習を開催していますが、今回は2名の若手インストラクターが加わることになります。
またJMRC関東においても現在5名のインストラクターが活動中ですが、今回若手インストラクターが加わることで、若い世代への対応を充実させる効果が期待されます。
4日間の養成コースにおいては、応急手当の背景知識やスキルに加え、プレゼンテーションや指導訓練などを精力的に行い、全員がLSO公認インストラクターとしての認定条件をクリアし資格を取得しました。
今後の講習において、さらなる充実と若返りが期待されるコースになりました。

写真1:プレゼンテーション練習
写真2_プレゼンテーション練習

写真2:実技指導の練習(止血法)
写真2:指導練習(止血法)

写真3:ログロールとスクープストレッチャーの使用
写真3:ログロール&スクープストレッチャー

写真4:二輪用ヘルメットリムーバーの取り扱い
写真4:ヘルメットリムーバー



LSO定期講習会 (2024年 第2回)2024年07月08日

日程:2024年7月7日(日)
会場:大田区池上会館(東京都大田区) 
受講者:5名
担当:伊東和雄(LSO事務局)、内田孝一、一桝晃伸(LSOインストラクター)

梅雨時にもかかわらず、各地で35度を超える猛暑の中でしたが、熱心に訓練を行いました。
今回は参加5名のうち3名は日常でオートバイに乗っている方、1名はサーキットでオフィシャル活動をされている方、1名は自動車関連会社でレースのサポートやイベント支援を行っている方でした。
実習はLSO認定プログラムに沿って救命処置やけがの調査などの基本スキルを練習した後に、参加者のニーズに合わせ、頭頸部、胸腹部のけがの注意点を確認、さらに動かしてはいけないけが人の扱い方を学びました。
また、梅雨明け後の厳しい暑さに備え、熱中症予防のための水分補給のポイントや脳卒中早期発見テストの練習を追加で行いました。

次回(2024年第3回)静岡県御殿場市内の会場で、9月1日(日)に実施します。
定期講習会にはどなたでもお申込みできますので、どうぞご参加ください。
開催予定、申込み方法など、詳しくはLSOオフィシャルサイトをご覧ください。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:全身のけがの調査
写真2:全身のけがの調査

写真3:ログ・ロールによる体位変換
写真3:ログ・ロール法

写真4:脳卒中早期発見テスト
写真4:脳卒中早期発見テスト


鈴鹿サーキット ファーストエイド&レスキュー講習会2024年06月10日

日時:2024年6月9日(日) 9:00〜17:00
会場:鈴鹿サーキット ピットビル2Fブリーフィングルーム(三重県鈴鹿市) 
参加:17名
インストラクター:安藤義隆、増田涼介(鈴鹿サーキット)、大嶋雅弘、渡邉和雄(LSO)、伊東和雄(LSO事務局)

鈴鹿サーキットでは毎年6月に、サーキット主催によるLSO認定講習会を行っています。
今回の講習には大会中のオフィシャル活動をされている方々に加え、サーキットが運営している遊園地やプール等を担当するスタッフも5名参加しました。
また実技練習においてはLSO公認インストラクターの安藤さん、増田さん(鈴鹿サーキット)、渡邉さん、大嶋さん(LSO)により、密度の高いていねいな指導が行われました。

講習内容はLSO認定コースの項目に沿って行い、サーキットのコース内だけでなく、パドック、遊園地あるいは日常生活で起こる事故や急病を想定しながら、救命リレーの第一走者としての役割を担えるよう練習に取り組みました。
また質問も多く出され、積極的に現場に取り組む熱意が感じられた講習でした。

シーズン中盤、そして夏休みも近づく中で、鈴鹿サーキットを訪れるすべての方々のけがや急病に備え、応急手当の第一応答者として貢献いただけることと思います。

写真1:サーキット職員による心肺蘇生とAEDのデモンストレーション
写真1:CPR&AEDデモンストレーション

写真2:止血法(大腿止血点の圧迫)
写真2:大腿止血点の圧迫

写真3:全身のけがの調査
写真3:全身のけがの調査

写真4:ログ・ロール法による体位変換
写真4:ログロールによる体位変換



JMRC関東主催 応急手当実務講習会2024年04月15日

日程:2024年4月14日(日)
会場:機械振興会館(東京都港区) 
受講者:29名
インストラクター:平野和久、中村由美子、渡辺直良、斎藤健一、須藤 彰(JMRC関東)、伊東和雄(LSO事務局)
JMRC関東事務局:工藤澄乃、関根基司

毎年恒例のJMRC関東主催講習が行われ、今年も参加者29名と盛況でした。
それに加え、JMRC関東に所属するLSO公認インストラクター5名が指導に加わり、とても丁寧な実技指導が展開されました。

今回は新規受講と復習参加の方々が概ね半々だったため、経験者と新規の方がパートナーとなって練習を行いました。
LSO講習は救命処置と外傷が主なテーマですが、参加者の活動環境に合わせて、モータースポーツによる外傷だけでなく日常生活を含めた緊急時を想定しながら練習を行いました。
また参加者からの質問も多く出され、全員が積極的に練習に取り組んでいました。

この講習はLSOが担当している講習の中でもインストラクターの参加が最も多く、安全意識の啓蒙が積極的に行われています。これからもJMRC事務局とインストラクター各位のご尽力で、安全向上に取り組んでいただきたいと思います。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用 
写真1:心肺蘇生とAED

写真2:止血法(大腿止血点の圧迫)
写真2:大腿止血点の圧迫

写真3:傷病者のリフト(救助者7名)
救助者7名によるリフト


LSO定期講習会 (2024年 第1回)2024年03月26日

日程:2024年3月23日(土)
会場:大田区池上会館(東京都大田区) 
受講者:13名
担当:伊東和雄(LSO事務局)、内田孝一、一桝晃伸(LSOインストラクター)

今回の参加者はカートコースのスタッフ、学生フォーミュラの主催者、レースでオフィシャル活動されている方、ラリー競技に参加されている方など様々でしたが、皆さんに共通するニーズは、事故の際どのように行動し、適切な救助活動を行えるかです。
実習はLSO認定プログラムに沿って現場の安全確保や救命処置など基本的な実技を行った後に、頭頸部損傷や胸部、腹部損傷の注意点を確認。そして脊椎損傷が疑われる傷病者への対応や四輪、二輪競技用ヘルメットの扱い方について学びました。

次回(2024年第2回)は7月前半で調整中です。
また今年も第3回は静岡県御殿場市内の会場で、9月1日(日)に実施予定です。

定期講習会にはどなたでもお申込みできますので、どうぞご参加ください。
開催予定、申込み方法など、詳しくはLSOオフィシャルサイトをご覧ください。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:止血法(ターニケットの使用)
写真2:止血法(ターニケット)

写真3:ログロールによる体位変換
写真3:ログロールによる体位変換




筑波サーキット ファーストエイド・レスキュー講習会2024年03月05日

日程1:2024年3月2日(土)25名 オフィシャル対象
日程2:2024年3月3日(日)14名 オフィシャル対象
日程3:2024年3月4日(月)31名 サーキット職員対象
会場:筑波サーキット サーキットホール
参加:計70名
担当:大嶋雅弘(LSOインストラクター/救急救命士)、伊東和雄(LSO事務局)
協力:筑波サーキット所属救急救命士(中路さん、中島さん、八木さん)

筑波サーキット主催講習は参加者が多いため、今年も3回の講習会を設定し、土日はオフィシャル中心、そして月曜日にはサーキット職員を対象としたLSO認定講習会を行いました。
実習にあたっては昨年に続き、筑波サーキットに所属する3名の救急救命士の方々が実技指導にご協力いただき、丁寧で充実した訓練を実施することが出来ました。

3日間ともLSO認定プログラムに沿った救命処置やけがの手当について学びました。
またオフィシャル対象の2日間では脊椎損傷が疑われる傷病者に対応する際の注意点に加え、二輪用ヘルメットのリムーバーシステム、四輪用ヘルメットのFHRシステムについても確認を行いました。
さらに職員を対象とした3日目の講習においては、コース上で転倒したライダーへの対応を想定し、二輪用フル装備で倒れている状態から、ログロール法でストレッチャーに収容する方法を確認しました。

近年筑波サーキットにおいては救急救命士の常駐により、現場の初期対応に加え消防機関や医療施設への連携がたいへんスムーズに行われるようになりました。そして職員はもとよりオフィシャルを含むすべての関係者が第一応答者になることで、さらに安心感が増している印象でした。

写真1:動画解説を確認
写真1:動画解説を見る

写真2:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:心肺蘇生とAEDの使用

写真3:止血法(上腕止血点の圧迫)
写真3:止血法(上腕止血点)

写真4:ログロールによりライダーを収容
写真4:ログロールで収容

このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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