Life Supporting Award 表彰のご紹介2018年07月31日

LSOが実施している認定プログラム 「Life Supporting First Aid」 を修了された方が、けがや急病人に対し、手当てを行った善意と勇気を賞賛するものです。

1.手当実施者:中村智子さん、中村 誠さん(ご夫妻です)

2.手当て実施日:  2018 年 2月 21日  14 時頃

3.場所:東京都目黒区内 交差点にて

4.傷病者の概要:タクシーと自転車の衝突事故

5.手当ての概要:腹部を強打し倒れていた30代男性の応急手当

場所はご自身の会社事務所の近所で、傷病者は腹部の激痛で身動きできない状況だったそうです。119番通報し、傷病者の評価をしながら会社にいたご主人に毛布を持参してもらい保温、励ましながら救急隊に引き継いだとのことです。

6.LSO事務局からのコメント

中村さんはご夫妻でLSFAインストラクターとして活動をされています。「インストラクター自身も率先して手当を実施する」という、まさにLSFAの理念通りの行動をとられました。
突然の出来事に際し、傷病者の方もたいへん助かったのではないかと思います。


Award



LSO定期講習会 (2018年第3回)2018年07月31日

日程:2018年7月29日(日)
会場:大田区池上会館(東京都大田区)
参加:5名

今回の参加者は、ラリーに参加されている方、二輪レースに参加されている方、自動車関連メーカーの方など、多彩なバリエーションでした。

全員に共通するニーズは、クルマやオートバイに乗っているとき、事故に遭遇した際にどのような協力ができるかを知ることです。
実習はLSO認定プログラムの内容に沿って、事故現場の安全確保から始まり、呼吸に関わる救命処置、そして止血や保温、体位管理などを行い、最後にヘルメットの扱いを確認しました。
また、ラリードライバーとして競技参加されている参加者の方がご自身のヘルメットとHANSを持参され、緊急時の離脱方法や競技中の運用時の問題点などを話し合いました。

この日は東廻りの台風に見舞われた翌日で、外は猛暑の再来となりましたが、参加者一同が終日熱心に訓練に取り組みました。

次回は10月14日(日)を予定しています。
会場は東京都大田区にある池上会館です。
どなたでもお申込みできますので、どうぞご参加ください。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:直接圧迫による止血法
写真2:直接圧迫による止血法

写真3:ログ・ロールによる体位変換(うつ伏せから仰向きへ)
写真3:ログ・ロール法による体位変換

写真4:ログ・リフト法
写真4:ログ・リフト法






このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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