JMRC埼玉 ファーストエイド&レスキュー講習2016年03月14日

日程:2016年3月13日(日)
会場:国立女性教育会館(埼玉県)
受講者:11名
インストラクター:渡辺直良(JMRC埼玉)、伊東和雄(LSO事務局)

恒例となったJMRC埼玉主催のLSO認定講習会を実施しました。

参加者は、数年ぶりの方も含め再受講が9名、そして新規受講の方が2名でした。

ラリー競技はすでにウィンターラリーを皮切りに今シーズンの競技が始まっていますが、本格的なシーズンインを前に応急手当の練習を行いました。
心肺蘇生とAED、止血とショック管理など救命処置の基本を学んだ後、けがの調査、脊椎損傷疑いの扱い方や注意点、ヘルメットの扱いを練習しました。
さらに、ラリー車両を想定した補助脱出のシミュレーションを行い、傷病者への注意点とサポート方法について検討しました。

LSOが安全面をサポートするSUPER GTでは、いよいよ来週から岡山公式テスト、翌週は富士公式テストが始まります。そして翌週(4/2-3)からはツインリンクもてぎにてS耐開幕戦となります。
今年も安全でエキサイティングなシーズンになるよう期待しています。

写真1:心肺蘇生とAEDの練習
写真1:心肺蘇生とAED

写真2:全身のけがの調査
写真2:全身のけがの調査

写真3:ヘルメットリムーバー(二輪ロードで使用されています)
写真3:ヘルメットリムーバー









SUPER GT 公式テスト 救出訓練2016年03月24日

日程:2016年3月19日〜20日
会場:岡山国際サーキット

いよいよシーズンインとなり、実戦訓練が始まりました。
SUPER GT開幕第1戦岡山大会を前に、FROとサーキットのメディカル&レスキューチームにより、レスキューモノコックを使用した訓練を行いました。

訓練は公式テスト19日と20日、両日のインターバルに実施、基本的な車種別、状況別の3パターンの救出方法と手順を確認しながら行いました。

今年からGT500クラスに加え、GT300クラスも新型のFIA-GT3車両ではルーフの一部が開口できるようになったため、乗車状態でヘルメットとHANSを離脱し、頸椎運動制限のためのカラー装着が可能となりました。

GTは車種が多く覚えるのがたいへんですが、現場での対応力を向上させるには繰り返しの訓練が何より重要と感じました。

写真1:レスキューモノコックからの救出
写真1:レスキューコックからの救出

写真2:救出後の固定
写真2:救出後の固定





このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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